2016.11.06

代表戦を前に明暗。香川真司はケガで欠場、
酒井高徳はボランチに適応中

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Getty Images

 それぞれ日本代表選手を擁するハンブルガーSV対ドルトムントの一戦は、2-5という大差をつけ、最近の4戦勝ちがなかったドルトムントが大勝した。

 試合開始直後の4分、クリスチャン・プリシッチからのパスを受けたエムレ・モルのシュートをハンブルガーのGKが弾き、オーバメヤンの目の前へ。そのままゴールに押し込みドルトムントが先制。23分の2点目は、ハンブルガーのサイドバックがバックパスをトラップし損ね、ボールをかっさらったモルがオーバメヤンにラストパス。オーバメヤンは無人のゴールに流し込むだけだった。

 さらにその3分後、DFマルク・バルトラからのロングボールにオーバメヤンが抜け出して3点目。オーバメヤンは48分にもゴールをあげて試合を決めた。この得点も、クロスボールに対するCBのクリアボールをプリシッチが奪い、オーバメヤンにパスしたもの。どちらかといえばハンブルガーの最終ラインとGKの質が問われる計4点だった。

ドルトムント戦にフル出場した酒井高徳(ハンブルガー) 前半、ボランチでプレーした酒井高徳は、自軍の最終ラインに対して呆れ気味だ。

「もちろんボールの取られ方が悪いとか、シチュエーションとか、失点する時にはいろいろあると思うんですけど、その最後を守るためにディフェンダーがいるんじゃないの、と。そういう感覚で見ると、もう何点目がどんな失点だったか覚えてないんですけど、ロングボールをCBが競る気がなかったのか……」