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シャビに続いてジダンも標的?
C・ロナウドに軋轢が絶えない理由

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Getty Images

CLドルトムント戦で先制ゴールを決めたクリスティアーノ・ロナウド(左)CLドルトムント戦で先制ゴールを決めたクリスティアーノ・ロナウド(左) 9月24日、レアル・マドリードがラス・パルマスの本拠地に乗り込んだゲームだった。レアル・マドリードは、72分まで1-2とリード。あとは試合をクローズするだけだった。

 戦況もあって、エースであるクリスティアーノ・ロナウドはルーカス・バスケスとの交代を命じられている。

「チャンピンズリーグも考慮して」(ジネディーヌ・ジダン監督)と、それは真っ当な交代理由だった。

 ところが、C・ロナウドはこれに露骨な不満を示した。交代シーンでは反抗的表情を浮かべ、ベンチではものを地面に投げつけている。そして放送禁止用語で罵るような言葉を吐き、年長のスタッフにたしなめられていた。

 その後、レアル・マドリードは同点に追いつかれ、「エースの反逆」は格好のネタになった。
 
 もっとも当のC・ロナウドは、翌日には自身のSNSで息子とペットと一緒のむつまじい写真をアップ。巻き起こった騒動にも無頓着で、奔放な日々を送っているように映る。

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