ドイツ2部で復活の宮市亮、「最終戦の爆発」と「ケガ対策」を語る (4ページ目)

  • 山口裕平●文 text by Yamaguchi Yuhei photo by Itaru Chiba/AFLO

 結果を出したとはいえ、70分足らずの出場時間という限定的な状況での話。1試合、あるいは1シーズンを通して自身の力を継続して発揮するためには、まだコンディションを上げていかなければならないことは宮市も自覚していた。宮市は来季、何を目指すのだろうか?

「とにかく怪我をしないことと、試合にどんどん出ていきたいという気持ちがあります。試合に出ていくうちにゴールとかそういう結果が出てくるのかなと思いますけど、まずはオフシーズン、プレシーズンとしっかりコンディションを作って、来シーズンしっかりと試合に絡んでいけるようにやりたいと思います」

 その表情に浮かれたところはない。長い間ピッチから遠ざかっていたこともあり、プレーすることに飢えている。そのためには怪我をせず、コンディションを整えることが大事だということを宮市は誰よりも知っている。

 それができれば、来季の宮市は必ず活躍できる。チーム写真の中心に映っている宮市の姿を見ることができるのも、そう遠くないはずだ。

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