「相棒」欠いた本田圭佑にも重大責任。ミラン、来季もCL絶望か (3ページ目)
一番の問題はトップの2人を残りの選手たちが、支えていないことだろう。これに関しては数週間前からアキレス腱を痛めて欠場しているリカルド・モントリーヴォの不在が大きい。彼の統率力と指示はミランをここまで復活させてきた原動力でもあった。
また、この試合ではイニャツィオ・アバーテを欠いていたことも忘れてはいけない。ここ数週間、他のDFの選手同様、彼は非常に良い働きを見せていた。そしてアバーテがいないことから、彼と右サイドでコンビを組む本田圭佑も、期待ほどの活躍を見せることができなかった。二度の大きなゴールチャンスを逃してしまったことも重大な責任である。
こうした突然の不調が、コッパ・イタリアの準決勝の後に起こったことは不幸中の幸いだ。ミランは先週の火曜日アレッサンドリアを下し、5月21日にはユベントスと決勝を戦う。
とにかく今は一日も早くリーグで調子を取り戻すことだ。ミランはアウェーの試合が続く。対戦相手はキエーヴォ。目指すのはもちろん勝ち点を稼ぐことだが、それ以上にサッスオーロ戦が単なるアクシデントであったことを証明してみせることが重要だ。
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