2016.03.09

新旧「金満チーム」の対決。CLチェルシー対パリSGをデータで解析

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi データ提供●opta
  • photo by Getty Images

 今季チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の3大カードのひとつ、チェルシー対パリサンジェルマン(パリSG)のセカンドレグが、日本時間10日4時45分にキックオフを迎える。

多くのタイトルを獲得してきたなかで、CL優勝はまだ獲っていないイブラヒモビッチ 3年連続で相まみえる因縁深い両者のファーストレグは、パリSGがホームで2-1と先勝。一昨季はチェルシー、昨季はパリSGが勝ち抜けているが、果たして今季はどんな結末を迎えるだろうか。データをもとに占ってみたい。

 巨額の外国資本が入ったことにより欧州のエリートクラブの仲間入りを果たした両者だが、2003年にロシア人オーナー(ロマン・アブラモビッチ氏)が経営権を握ったチェルシーに対し、カタールの投資会社がパリSGを買収したのは11年のこと。

 "先輩"のチェルシーが過去13シーズン中、グループステージを12回突破し、準々決勝に8度到達している一方、"後輩"のパリSGは現在4シーズン連続で決勝トーナメントに進出し、ベスト8まで3度勝ち進んでいる。CLにおける両チームの対戦成績は、先日の第1戦を含めて2勝3分2敗とまったくのイーブンだ。

 今回、ビハインドに立たされたチェルシーは少なくとも1点が必要なため、ホームのサポーターの声援を背にゴールを狙うだろう。彼らの最大の武器はセットプレーで、今大会の全14得点中8点がそこから生まれている。これは16強に進出したクラブで最多の割合だ。