熱烈アーセナルファンの英国人作家がつづった「レスター賛歌」
プレミアリーグ第26節、首位レスターは3位アーセナルに2-1で敗れている。先制したレスターだったが、54分に退場者を出すと防戦一方となり、後半ロスタイムに逆転弾を許した。この試合を観戦したイギリス人作家、コリン・ジョイス氏は「退場者が出てレスターが10人にならなかったら、試合の結果はどうなっただろう。それでもアーセナルは94分、必要だったのだから。アーセナルが勝ってよかったけど、まだレスターは首位にいる」と感想を述べた。熱烈なアーセナルファンを自認する彼が、その複雑な心境を自らのブログで吐露している。アーセナルのラムジー(右)、コクランと競り合う岡崎慎司(レスター)「レスターが起こそうとしている奇跡」
イングランド人はサッカーの話をたくさんする。
ぼくはアーセナルのファンだから、このクラブがプレミアリーグで優勝したり、FAカップを3大会連続で制する見通しについて話したいところだ。
でも、ぼくはその話はしない。
ぼくはチェルシーの驚くべき破綻について、マンチェスター・ユナイテッドの愉快な低迷について話したい。
でも、ぼくはその話はしない。
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