香川真司、無念の途中交代も「調子を落としているつもりはない」
ブンデスリーガ第19節、ドルトムントはインゴルシュタットに2対0で勝利を収めた。先発した香川真司は後半10分に退いた。
インゴルシュタット戦に先発、55分までプレーした香川真司 2試合連続先発フル出場で1ゴールだった今季の序盤に対し、出場時間55分でゴールなしとなった後半戦開幕後の2試合。ふたつを比較すれば差は明らかであり、本人にとっても後半戦が煮え切らないスタートになってしまったのは疑いようがない。ただし、まだ香川にもチームにもイレギュラーな要素が多く、調子を落としていると判断するのは時期尚早だろう。
ポジション争いの激しいドルトムントにおいて、後半戦、香川がどの位置を占めているのかを判断するのも難しい。前半戦はキッカー誌のポジション別ランキングで攻撃的MF部門リーグ2位に選ばれた。だが終盤は疲労もあって出場時間を減らしながらウインターブレイクを迎えることになった。
休暇を経てコンディションが戻ればまた出場時間は増えるかと思われたが、冬季キャンプ期間中に行なわれた練習試合では控え組に回り、ポジションが約束されているわけではないことをあらためて思い知らされることになった。
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