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ミラン復調。またも短時間出場の本田圭佑を褒める指揮官 (2ページ目)

  • ステーファノ・メレガリ(『Forza Milan!』編集長)●文 text by Stefano Melegari   利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

 メンバーが変わらなければ、選手たちがミハイロビッチの教えを消化し、期待に沿うプレーをするのもより簡単になる。怪我のため2人の選手の変更があったが、それも大きくプレーには響かなかった。

 例えばメクセスは、怪我のアレックスに代わって数ヵ月ぶりにピッチに戻ったが、交代してたったの1分でゴールを決めた。これはミハイロビッチがこれまで続けてきた仕事が成果をあげているという証拠でもある。

 とにかく4-3-1-2から4-3-3へのシステムの変更がミランのターニングポイントとなったようだ。ただ先週の練習中、「ミランの戦術はまだ完成はしていない」とミハイロビッチは述べていた。全てのFWが回復したら(ニアンは3ヵ月の欠場の後、ベンチ入りするまでに復帰。ただ恥骨炎のバロテッリはまだ目処が立っていない)、ミラン伝統の4-4-2に戻すつもりであると彼は言っている。過去にミランはこのシステムで数多くの勝利を挙げてきた。ミラニスタも4-4-2の復活を心待ちにしている。

 今、ミランの順位は6位。ほぼヨーロッパリーグ出場圏内に入っている。しかし目標はあくまでもチャンピオンズリーグ出場であるとベルルスコーニ会長はコメントしている。

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