日本代表初選出。南野拓実自身が挙げた「今季ブレイクした要因」 (5ページ目)
ハリルホジッチ監督は記者会見で南野について「常に得点を取る、もしくは取らせるポジションにいる」と述べた。縦に速いサッカーを志向するザルツブルクでは、左右のサイドハーフがまるでFWのようにゴール前にポジションを取ることが許される。しかし、ハリルホジッチがそういうサッカーを好むとはいえ、日本代表でのプレーは自ずと変わってくるはずだ。それについてはどう考えているのだろうか。
「どうですかね。そこは自分も楽しみなところです。どんなことを言われるんやろうって。でも、まずは自分のいいところを出していきたいと思っています」
南野の目指すものは代表でも変わらない。監督やチームから求められることをやりつつも、自分の良さ――ゴール前で結果に絡むこと――を発揮していく。念のため、最後に今回の遠征での目標を聞いてみた。
「やっぱり試合に出て、チャンスをもらったらゴールを決めることだと思います」
20歳の若者は代表で何を掴み、そして代表に何をもたらすのだろうか?
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