2試合連続ゴールの香川真司。大量得点にも「納得いかない」
好調ドルトムントが公式戦3連勝を飾った。開幕節のボルシアMG戦、ヨーロッパリーグ(EL)プレイオフのオッド・グレンランド戦に続いて、この日のインゴルシュタット戦でも4得点と攻撃陣の大爆発が続く。
香川真司もオッド・グレンランド戦に続いて2試合連続ゴールを決め、チームと同様に波に乗っている。4-2-3-1から4-3-3へとフレキシブルに布陣を変える中で、香川もトップ下から中盤と、ある程度の自由を与えられながらプレイしている。そのスタイルがはまっているようだ。
インゴルシュタット戦で今季リーグ戦初ゴールを決めた香川真司 ただしインゴルシュタット戦は決してラクな戦いではなかった。ELプレイオフから中2日、大幅なメンバー変更はなく香川は3試合連続の先発である。試合は15時半開始で快晴。歩くだけで汗ばむほどの陽気にも苦しんだ。
「中2日だとどうしても疲れが体にまだまだある。ましてやこういう天気でピッチもなかなか......。難しかったです」
ピッチ状態は決して良くはなく、それによるミスも少なくなかった。相手が昇格チームだということも試合を難しくした。格下らしい、引いてカウンターを狙う戦いを展開してくるかと予想されたが、開幕節でマインツを下した伏兵の戦術は違った。
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