インテルが画策? 長友佑都の移籍先候補が次々とあがる理由
マルセイユ、ボルフスブルク、サンプドリア、ジェノア、ウェストブロミッジ、シャルケ、リール、ストーク、ノーリッジ、そして今度はトルコのガラタサライ......。長友佑都の移籍先の噂は枚挙に暇がなく、毎日のように新しいチームの名前が飛び出してくる。それは、とにもかくにも長友を売りたいというインテルの意思表示である。
しかし長友はといえば、オファーを断ることで、インテルにどうしても残りたいという意思を明らかにしている。インテルと長友の根比べ。だが長友の希望が叶えられるのはなかなか難しそうだ。
中国ツアー、レアル・マドリード戦に出場した長友佑都(インテル) 現在、インテルはDF過多状態にある。特にサイドバックはサントン、ダンブロージオ、モントーヤ、ドドー、ディマルコ、フアン・ジェズスといるし、おまけにマンチーニは新たにもう一人、左SBが欲しいと考えている(キエーボのズカノビッチを狙っていたが、これはサンプドリアにとられた。現在はフランス代表クリシー獲得の可能性が濃厚)。
そうなるとSBの数は総勢8人。ヨーロッパのカップ戦を戦わないチームにとって、これはあまりにも多すぎる。そして「ここから誰を放出するか」と考えた場合、来年の夏に契約が切れる長友は売却リストの上の方に来てしまうのだ。
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