2014.08.19

リーガ開幕直前。新監督の色が出始めたバルセロナ

  • 山本孔一●文 text by Yamamoto Koichi
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 新バルセロナのお披露目となった8月18日のプレシーズンマッチ(通称ガンペール杯)。バルセロナはOBのラファ・マルケスが所属するメキシコリーグ王者、クラブ・レオンと対戦し、メッシ、ネイマールらのゴールで6対0と大勝。その力を見せつけた。

 結果、内容ともに完勝であり、”強いバルセロナ”には何ら疑問をさしはさむものではない。新加入のGKクラウディオ・ブラボ(チリ代表)、MFラキティッチ(クロアチア代表)、DFマテュー(フランス代表)は先発でプレイをし、カタルーニャのクラブでプレイする実力があることを見せつけた。話題のルイス・スアレス(ウルグアイ代表)も試合終盤に出場を果たしている。

レオン戦で意外に(?)元気なプレイを見せたメッシ 攻撃に関していえば、この試合では昨シーズンから期待され続けていたメッシ、ネイマールのホットラインが機能し、2人で3得点と上々のパフォーマンスを見せた。昨年までは相手ゴール前に張り付くサッカーをしていたが、中盤を厚くし、前線にスペースを残すことで、世界トップクラスの才能を爆発させるサッカーを披露することができた。

 守備も人数をかけた中盤での囲い込みによってボール奪取、マスチェラーノのバックアップなどで、レオンがボールをキープすることを許さず、90分にわたって相手にチャンスらしいチャンスを作らせず、こちらも上々のパフォーマンスと言っていい。