2戦連続先発のカールスルーエ山田大記、「日々勉強です」
今季、ジュビロ磐田からドイツ2部のカールスルーエに加入した山田大記が、開幕戦のウニオン・ベルリン戦に続き、8月8日、FSVフランクフルト戦に先発出場した。4-1-4-1の2列目の左で70分までプレイ。ドリブル突破だけでなく、引いてマークを外してフリーになると、ロングボールを出してチャンスを演出。激しいチャージでファウルも犯したが、3-2の今季初勝利に貢献した。
「海外に来て難しさも面白さも感じるけど、こういうところに身をおきたいと思っていた」と語る真っ黒に日焼けした表情は、充実感に満ちあふれていた。
カールスルーエに移籍、2試合連続で先発した山田大記 カールスルーエといえば、元日本代表FW、永井雄一郎がかつてその下部組織に所属したことで、日本でも名前ぐらいはなじみがあるかもしれない。地理的には、ドイツ南部のバーデンビュルテンブルク州の一都市で、同州の州都シュツットガルトよりやや北西に位置する。
現ドイツ代表監督であるヨアヒム・レーヴがかつて選手、監督として在籍していたり、オリバー・カーンがプレイしたことがあることでも知られている。2011~12シーズンには3部に降格したが、翌シーズンにはきっちりと2部に返り咲いた。昇格初年度となる昨季は1部昇格目前の5位でフィニッシュ。入れ替え戦に進出した3位グロイターフュルトとの勝ち点差は10だった。
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