移籍の長谷部誠。早くもフランクフルトの中心に
ブンデスリーガ8季目を迎える長谷部誠。今季ドイツ1部でプレイする11人の日本人選手(8月11日時点)の中では最年長であり、最長のキャリアでもある。ブンデスリーガ全体を見渡しても、ベテランの部類に入ると言っていいだろう。今季から、自身にとってブンデスでの3チーム目となるフランクフルトでプレイする。
インテルとの親善試合に先発した長谷部誠(フランクフルト) 2012~13シーズンまでプレイしたボルフスブルクでは、終盤、長谷部が望むボランチでのプレイが激減した。昨季は、W杯前だということもあり、本職のポジションでの試合勘を取り戻すべくニュルンベルクでプレイ。前半戦こそ主力として若いチームを牽引したが、負傷により後半戦のほぼ全てを棒に振った。
残留をかけた最終節シャルケ戦で先発に復帰したが、長谷部自身も本来の出来とはほど遠く、チームとしても完敗。2部へ自動降格することになった。ニュルンベルクとの契約は1部でのみ有効だったこともあり、W杯開幕前には早々とフランクフルトへの加入が決定した。
今季は長谷部にとって、巻き返しのシーズンとなる。10日に行なわれたインテルとの親善試合では乾貴士と共に先発出場し、71分までプレイ、3-1の勝利に貢献した。インテルの長友佑都は前半で退いた。
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