CL準決勝でレアル先勝。スペイン人の目にバイエルンはどう映ったか (3ページ目)
そして何よりもドイツでの戦いをレアル・マドリードは苦手にしている。なかでもミュンヘンは、0勝8敗1引き分けと、ここまで勝利を手にしたことのない鬼門中の鬼門である。また今季、強豪のホームで勝ったのはCL決勝トナーメント1回戦のシャルケ戦のみ。ちなみにCL準決勝でのこれまでの両チームの対戦では、5戦中4回、バイエルンが決勝進出を果たしている。こういったことを加味すると、レアル・マドリードは第1戦のアドバンテージを手にしてようやくイーブンから試合を始められるようなものだろう。
アリアンツ・アレーナ(ミュンヘン)での第2戦は、グアルディオラがプレイスタイルを変えてくるのかどうかが大きなカギになる。もし第1戦と同じようなパフォーマンスのパスサッカーであれば、レアル・マドリードがジンクスを吹き飛ばし、悲願の10度目の欧州タイトルに向けて決勝進出を決める可能性は十分にある。
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