韓国代表が語る「ギリシャより日本のほうが上」は本当か?
ホームで韓国に0-2の敗戦。試合後ギリシャのフェルナンド・サントス監督が残念そうに言った。
「(W杯前)最後になるだろうホームでの試合だというのに、スタンドはガラガラ。厳しいスケジュールのなか、チームに疲れがあったのは確かだが、これほど酷い内容の試合は初めてだ」
激しく競り合うギリシャのDFパパドプロスと韓国FWソン・フンミン 会場となったオリンアピコスのホームでもあるスタディオ・カライスカキスは、3日前のオリンピアコスとパナシナイコスのダービーが大盛況だったのが嘘のように閑散としていた。
最多の4人が先発したオリンピアコス所属の選手にしても、先週のミッドウィークにマンチェスター・ユナイテッドとのチャンピオンズリーグを戦っていただけに身心ともに疲労が溜まっていたのは間違いない。いくら代表選手とはいえ、クラブで厳しい公式戦を戦った直後のフレンドリーマッチで、テンションを高めろと言われても無理がある。
ギリシャは仮想日本として韓国と対戦し、いいところなく敗れはしたが、この日の戦いぶりがどうであれ、W杯でのチームはまた違うものになると思っていたほうがいい。
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