2014.02.03

降格圏脱出のニュルンベルク。清武弘嗣、「今年は運が良さそう」

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by GettyImages

 今季前半戦、1勝もしていなかったニュルンベルクがまさかの2連勝だ。

 前節はホッフェンハイムを4-0で破り、今節はヘルタ・ベルリンを3-1と逆転で下した。ホッフェンハイムはともかく、ヘルタというニュルンベルクからすれば格上の存在を倒しての2連勝。前半戦を実に17戦未勝利で折り返したことを考えると大きなサプライズと言えよう。

ヘルタ・ベルリンを3-1で破って喜ぶ清武弘嗣(ニュルンベルク) フェルベーク監督は「試合終盤のことを考えれば、勝てたことはラッキー。とても興味深い試合になった」とヘルタ戦を振り返った。いつもは言葉少ない清武弘嗣も、さすがに満面の笑みで「良かったです。運があります」と語った。

 一方のヘルタは、前半戦の最終戦、つまり第17節でドルトムントを破り6位で折り返していた。だが、後半戦に入ると2連敗。先週はフランクフルトに、今節はニュルンベルクに、共に内容的には圧倒しながら、ミスからの失点で敗れている。「前半のチャンスに2点目をとってハーフタイムに入るべきだった。ニュルンベルクは少ないチャンスから2得点していた」と、ルフカイ監督は冷静に分析した。

 先制したのはヘルタだった。4分、左CKをFWラモスが頭で合わせた。昨年までのニュルンベルクだったら、険悪なムードが流れるところだろう。だが、この日は違った。「失点が早すぎて、まだ時間はあるかなと思った」と、清武は語る。チームは冷静さを失わず、試合を続行することができたのだという。