2014.01.08

マンU絶不調で噴出。香川真司、この冬の移籍はアリか

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by GettyImages

 マンチェスター・ユナイテッドが深刻な不振に見舞われている。2014年になって、公式戦3戦で3連敗。これはなんと13シーズンぶりのことになる。1月7日にはリーグカップでサンダーランドに敗れているが、サンダーランドに敗れたのは2001年以来21戦ぶりのこと。2日前の5日にはFAカップでスウォンジーに敗れ3回戦敗退となったが、それも27シーズン監督を務めたファーガソン時代には1度しかなかったことだ。記録づくめの不調ぶりは、明らかにチームの弱体化を示している。

リーグ・カップ、サンダーランド戦にはベンチ入りしたものの出場しなかった香川真司 一時は復調の兆しを見せていた香川真司も、最近では再び苦しんでいる。1月1日のトッテナム戦では後半16分から投入されたが、敵陣での軽いヒールパスからカウンターをくらって失点。敗戦を呼ぶプレイと言われてもしかたがなかった。

 続く5日のスウォンジー戦はフル出場したものの、プレイは精彩を欠いた。カップ戦ということもあってサブ組中心で組んだメンバー構成が仇(あだ)となり、全く周囲と噛み合わない。90分間、ボールに絡みきれなかった印象を与えた。7日のサンダーランド戦はベンチ入りしたものの出番なし。今季はいまだノーゴールで、「(これほど長い間ゴールを奪えないのは)僕自身にとって初めての経験」と香川は語った。

 そんな香川に移籍報道が再燃している。果たして香川がこの冬、マンUを出る可能性はあるのだろうか。報道で取りざたされているように、ドルトムントに戻ることや、タイプ的にプレイしやすそうに見えるアトレティコ・マドリードに移籍する可能性はあるのだろうか。日ごろからマンUを追っている記者たちに意見を聞いても、現時点での答えは「ノー」だ。