2013.12.23

ブンデスリーガ前半戦終了。日本人8選手を採点する

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • Photo by GettyImages

 今季前半、ブンデスリーガ1部でプレイした日本人選手は8人。その全員がそろって各チームに定着し、コンスタントに試合に出続けたのは、これまでにないことだった。前半戦全17試合、彼らの個別の戦いぶりを振り返ってみたい(採点は10点満点で平均は6点)。

年内最終戦、ハンブルガー戦では2得点をあげる活躍でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた岡崎慎司(マインツ)細貝萌(ヘルタ・ベルリン) 8点 17試合に先発し、13試合でフル出場

 日本人所属クラブで最上位の6位でシーズンを折り返した。細貝は今季、アウグスブルク時代から彼を高く評価していたルフカイ監督に請われる形でヘルタに移籍。全17試合に先発し、13試合にフル出場、残る4試合も試合終盤までプレイした。開幕戦ではキッカー誌のベストイレブンにも選ばれている。細貝は、かねてから望んでいたボランチでポジションをつかみ取った。ハードワークし、相手の攻撃をつぶす球際の強さという持ち前のストロングポイントは発揮した。ただし本人が課題とする、前線へつながる攻撃的なパスや、攻撃参加ではまだまだ向上の余地がある。

内田篤人(シャルケ) 7点 15試合に先発フル出場、2試合はベンチ外

 シャルケでの4季目を迎え、すでに若手の域は卒業した。右SBでの定位置確保はもはや当然。チャンピオンズリーグでは初得点を記録するなど、決勝トーナメント進出に大きく貢献した。もはやシャルケにとってなくてはならない存在だ。一昨年から継続して悩まされた右太ももの肉離れからも解放された様子。筋トレやケアを重点的に行なうことで連戦にも耐え得るフィジカルを手に入れた。昨季までに比べ、今季の内田は自ら仕掛けてゴール前へ積極的に入っていく。戻りも早く、本人の言う「さぼるポイント」をこれまでより厳しく見極めているようだ。