シーズン開幕前から話題独占のバイエルン。ドイツ各チームの新戦力は?
開幕まであと2週間となったブンデスリーガ。昨季のチャンピオンズリーグ決勝がドイツ勢対決となったのに続いて、グアルディオラがバイエルンの監督に就任。今季もブンデスリーガは華やかな話題に包まれている。バイエルンがバルセロナを迎えた7月24日のウリ・ヘーネスカップでは、早くもバイエルンがペップカラー(ペップはグアルディオラの愛称)に染まりつつあるところを見せた。システムは4-3-3。 右SBにラフィーニャを入れることでラームを一枚上げ、中盤の真ん中には注目のチアゴ・アルカンタラを起用、2-0でバルセロナを下している。
マインツに移籍、ウエスト・ハムとのフレンドリーマッチに出場した岡崎慎司 ドイツではこの夏も多くの選手が新天地を求めて移籍している。シーズン前の状況を簡単にまとめておこう。
まずは日本人選手の動きから。岡崎慎司は2年半在籍したシュツットガルトからマインツへ移籍。また細貝萌は保有権を持っていたレバークーゼンから、ドイツで3チーム目となるヘルタ・ベルリンへ完全移籍を果たしている。
リーグ戦で1ゴールと不本意なシーズンを送った岡崎は、シーズンが終わってシュツットガルトを離れる前に、ラバディア監督から「来季は試合に出られないつもりで戻ってこい」と言われていたという。コンフェデ杯があり、チームの始動と同時に新シーズンを迎えられないから、というのがその理由だ。それにしても、そんな言われ方をしたことが、かえって移籍の決意につながったのかもしれない。マインツにはFWとして迎えられており、何よりも得点が期待されている。
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