メキシコ人記者が語る「突然、失速した日本の不思議」 (3ページ目)

  • ブルームロゼン・ダニエル●文 text by Blumrosen Daniel
  • 栗原正夫●翻訳 translation by Kurihara Masao

 日本が来年のW杯でどこまで行けるかについていえば、日本の何人かの選手は「優勝」との発言もしているようだが、それはないだろう。イタリア戦の戦いぶりを思えば不可能はないと言えるかもしれないし、日本は遅かれ早かれタイトルを手にするだろうが、それはまだ先の話だ。

 コンフェデ杯を見ても、ブラジルやスペインなど世界トップクラスの国々に比べれば、日本は依然として劣っていると言わざるを得ない。更なる進歩に向けては、コンフェデ杯で浮き彫りとなった課題を徹底的に洗い出して、ひとつひとつ解決する以外に道はないだろう。

3 / 3

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る