2013.05.24

CL決勝展望。
雪辱を期するバイエルンか?16年ぶりのドルトムントか?

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■福田正博が語るCL決勝の見どころ

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝がいよいよ5月25日(現地時間)にロンドンのウェンブリーで行なわれる。今回、現地で取材をする福田正博氏が、世界中が注目するこの試合の見どころを語る。

 バイエルンはここ5シーズンで3回目の決勝進出となる。過去2回の決勝では、ともに準優勝でタイトルを逃しているだけに(09-10シーズンはインテルに敗戦。11-12シーズンはチェルシーに敗戦)、今度こそという思いが強いだろう。とくに、ホームスタジアムであるミュンヘンで行なわれた昨季のCL決勝で、PK戦の末チェルシーに負けた悔しさを晴らしたいはずだ。

記者会見で笑顔を見せるバイエルンのミュラー(写真・左)とロッベン(右) 対するドルトムントは16年ぶりのCL決勝。今季ブンデスリーガでは2位と、バイエルンにタイトルを奪われたが、リーグでの両チームの対戦は2試合いずれも1-1のドロー。両チームともに、国内リーグで勝つだけではなく、欧州の舞台で勝つための戦力補強をしており、ともにドイツという国、そしてブンデスリーガを代表するクラブとして負けられない試合になる。

 決勝は、準決勝までのホーム&アウェー方式ではなく、一発勝負。その難しさが、両チームにとって勝敗を分けるひとつの要素になると思う。

 バイエルンはリーグ王者ということで、「勝たなくてはいけない」というプレッシャーがあるはずだ。昨季と同じように、「勝って当たり前」と見られるそのプレッシャーが、どう影響するか。