シャルケCL出場権獲得。内田篤人、笑顔で今季を振り返る
フライブルク戦に先発フル出場、ヘベデスと勝利を喜ぶ内田篤人(シャルケ) 前節のシュツットガルト戦を落としたシャルケにとって、最終節は重要な一戦となった。来季のチャンピオンズリーグ出場の権利を獲得するためには、この試合に勝利しなくてはならない。しかも対戦相手はシャルケを勝ち点差1で追うフライブルクだ。ボルフスブルク対フランクフルトの結果にもよるが、シャルケもフライブルクも勝たねばならない、重みのある最終節だった。
内田篤人は「厳しい試合になるのはわかっていた。それにしてもディフェンス練習みたいだった」と、試合を振り返った。
試合はシャルケが2-1で勝利を収めた。だがゲームを支配したのはフライブルクだった。引き分けでもチャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性があるシャルケに対し、フライブルクは勝利が必須だったこともある。もちろんフライブルクのホームゲームだったということもある。勢いがあったのはフライブルクだった。
「自分たちがボールを持てれば良いけど、持たれたら潰すしかない。そんな簡単なゲームじゃないからね、状況は。様子見になるかもと思っていたら、向こうはガンガンきた」
劣勢の中でとにかく意識したのは攻守の切り替えだったという。
「相手の出方に合わせてやるしかないかな、と。プレスには行くけど、上手く回されたら最後は体を張るしかない。向こうも人数をかけて前に来ていたから、チャンスはあったけど、(相手も)イエロー覚悟で潰しにきてた。最終戦だし、内容は(どうでも)いいんじゃない?」
疲労感でいっぱいの表情で内田は語った。
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