2013.05.18

リーグ優勝しても批判続出。バルサに改革は必要なのか?

  • 山本美智子●取材・文 text by Yamamoto Michiko
  • photo by Getty Images

 今季、リーガ・エスパニョーラ優勝を果たしたバルセロナ。リーグ優勝は、シーズンを通してコンスタントな成績を残したものだけが手にできるタイトルだが、にもかかわらず、「バルセロナはサイクルの終焉なのではないか?」「来季に向かって改革が必要なのでは?」といった声があがっているのも事実だ。

 それに対して、ティト・ビラノバ監督は「大きく変えるつもりはない」とチームに改革が必要という考え方には、はっきりとノーと言っている。

リーグ優勝を喜ぶバルセロナの選手たち。祝勝パレードには約50万人が押し寄せた 第2キャプテンのシャビも「僕らの状況が良くないから、選手全員を取り換えるべきという意見があるようだが、まだまだ、タイトルを獲り続けていける力が僕らのチームには残っているし、状態は良い」と反論する。

 実際、今季のバルセロナは、ビラノバ監督の病気が再発し、ベンチから離れることになった2012年12月までは、過去最高の成績を残していた。リーグ戦の前期に獲得できる可能性があった最大勝ち点57点(19試合)のうち55点を手にしたが、それはリーグ史上最高記録であり、また、その時点で2位のアトレティコ・マドリードに11点差、3位のレアル・マドリードには18点差をつけて堂々の冬のチャンピオンになった。