2013.03.10

【ドイツ】内田篤人、復帰戦で2アシスト。「試合前に要求された」

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • 木場健蔵●写真 photo by Kenzo Koba

ドルトムント戦に先発フル出場、2アシストの活躍で勝利に貢献した内田篤人 ようやく完全復活か。シャルケの内田篤人が故障からの復帰戦、しかもルールダービーというビッグマッチで、いきなり2アシストの活躍を見せた。

「一昨日の時点で試合への復帰を打診されて、『90は無理だ』と答えたが、あと(試合まで)2日間、様子を見ようということになった。使ってくれるということなら、選手としては使って欲しいし。結構以前から、練習では(主力組を意味する)ビブスを渡されていたので、いくのかなと思っていた。準備だけはしっかりしておこう、と」

 これで今季だけで実に3度目の復帰戦となる。そもそもは昨季痛めた右太もも裏の肉離れから始まった。今季に入り順調に試合出場を続けていた内田だったが、11月6日のチャンピオンズリーグ、アーセナル戦で負傷。この時は18日後の11月24日、フランクフルト戦で先発復帰を果たした。

 2度目の負傷は12月15日のフライブルク戦。このときはウィンターブレイクを挟んで34日後、後半戦開幕節のハノーファー戦で復帰した。そして3度目は2月6日の日本代表ラトビア戦。クラブからは負傷したという公式発表があったわけではないが、この試合を最後に戦列を離れ、復帰したのは31日後、3月9日のドルトムント戦となった。
 
 これまでの2回との明らかな違いは、すでにきっちり練習を行なっていること。チーム合流からわずかで、即、公式戦に出場せざるをえなかった過去2回とは違い、「戻るからには100パーセントで」と公言。冒頭のコメントにもあるように、チームの戦術練習にも参加した上での復帰戦だった。