【ドイツ】ELドロー発進。酒井高徳、岡崎慎司が語ったそれぞれの課題
ヨーロッパリーグ初戦、ステアウア・ブカレスト戦に先発フル出場した酒井高徳 リーグ戦で清武弘嗣、乾貴士、宇佐美貴史らの活躍に注目が集まる中、対照的にシュツットガルトの二人は少々苦しんでいる。
ヨーロッパリーグ1回戦、ホームにステアウア・ブカレストを迎えての一戦では、岡崎慎司は先発を外れた。一方、酒井高徳は右SBの定位置をホーグラントに奪われかけていたが、そのホーグラントが負傷により長期離脱、ここからしばらくの間は出場機会が巡ってきそうだ。昨季までの実績と信頼があっても、厳しい状況は容赦なく訪れる。
シュツットガルトはブンデスリーガではここまで1分2敗の16位。ヨーロッパリーグ出場権を獲得した昨季(6位)とメンバーがほとんど替わっていないにもかかわらず、成績は低迷している。バイエルンに6失点して大敗するなど、結果、内容ともについてきていない。
ブカレスト戦も、5分に先制したまではいいが、直後の6分にCBが二人そろってペナルティエリア付近であっさりと抜かれ、そのまま失点してしまう。ゴール前にカバーに入ったのはSBの酒井だった。
「ヘディングで競った相手選手がそのままゴール前に入ってきちゃうというのはちょっと......。CB二人がそろって競ったり、逆にボールウォッチャーになったり。しかもペナルティエリアの中で抜け出されたりしている。結局カバーにオレがいき、触れなくて失点になっちゃったけど、その前を修正して欲しい」
酒井は、味方の問題点をはっきり指摘する。
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