【イングランド】アシストで勝利に貢献も、香川真司「手応えはまだ」
チャンピオンズリーグ、ガラタサライ戦に先発。先制ゴールをアシストした香川 欧州チャンピオンズリーグ、グループリーグ初戦。マンチェスター・ユナイテッドはホームにガラタサライ(トルコ)を迎え、香川真司は2試合ぶりの先発復帰を果たした。
プレミアリーグ、中でもマンチェスター・ユナイテッドなどのビッグクラブはクラブから伝わってくる各種情報が少ないこともあり、香川がW杯最終予選イラク戦前に痛めたという腰の状況は不明だった。だがこの日のプレイで全快していたことが判明。本人も「あの腰は単発でやっちゃっただけ。今は疲労もないし痛いところもない」と、語っていた。
試合はマンチェスター・ユナイテッドがすばらしい立ち上がりを見せた。ボールを奪うと、勢いと厚みを持って相手ゴールにたたみかける攻撃は迫力に満ちていた。
「ホームでいい入り(ができた)。2、3点はとれた。1点をとって試合が運びやすかった。前への意識が強くてスピードもあった。その時間帯はよかった」(香川)
5分、香川は中央で相手DFをかわし左サイドのナニに展開。ナニのクロスはゴールにこそつながらなかったが、可能性を感じさせた。直後には香川が倒れ込みながらゴール前に走るナニへスルーパス。徐々にゴールの雰囲気が漂い始める。
そして7分、中央でのダイナミックな展開から先制点が生まれた。ボランチのキャリックが香川にボールを預けるとそのまま一気にゴール前へ走り込む。香川がDFと駆け引きをしながらパスを送ると、キャリックのシュートは一度は相手GKの手にひっかかるが、倒れながらも左足シュートを決めた。
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