2012.09.18

【ドイツ】清武、乾、宇佐美…日本人選手が軒並み高評価を獲得

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • 木場健蔵●写真 photo by Koba Kenzo

ハンブルガー戦で1部初ゴールをあげた乾(フランクフルト) Aマッチデー明けの先週末は、日本人選手がゴールを量産している。過去、このタイミングで欧州組が活躍することはなかなか難しかった。例えば昨季の香川真司にしても、日本との往復に、たびたび疲れを口にしていた。

 今回は代表戦が火曜日だったことでコンディションにあまり影響がなかったのかもしれない。それでも長距離の移動を経て、中2~4日で迎えた試合でしっかり結果を出した彼らを頼もしく思う。

 ゴールなんて決まる時にはきまるし、決まらない時には決まらない。そんな意味の「ゴールなんてケチャップみたいなもの」という本田圭佑の発言が多用されたが、ゴールが生まれたのは決して単なる運のようなものではなく、それぞれのチームでしっかりと信頼を勝ち取っているからこそではないか。代表組以外も含めて、現地メディアに多く日本人選手が登場する週末となった。

 土曜日開催の試合で活躍したのは清武弘嗣(ニュルンベルク)。1ゴール2アシストの活躍で、ヨーロッパリーグ出場の強豪ボルシアMG戦勝利に貢献した(結果は3-2)。2アシストは、左サイドで得たFKを味方が押し込んだものと、右CKをやはり味方が頭であわせたもの。スピード、コース、タイミングと、ベストなキックが2点を生んだ。3点目はゴール手前の中央で後方からのパスを受けた清武が相手のよせをかわし、相手DFのまたを抜くシュートを自ら決めた。ビルト紙は両チームで唯一最高点の1をつけ、ベストイレブンにも選出した。