2012.08.09

【イングランド】マンU対バルサ。
最高峰の一戦で香川真司が「流れを変えた」

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • photo by Getty Images

バルセロナとの一戦でも存在感を示した香川真司。 これまで南アフリカ、中国、ノルウェーで、地元チームとのプレシーズンマッチを行なってきたマンチェスター・ユナイテッド(以下、マンU)だったが、この日の相手は今までとはあまりにも実力が違いすぎた。香川真司も、なかばあきれたように口を開く。

「(こういう相手は)例外と言ったら変ですけど、バルセロナならではの、あそこまでボールポゼッションを高められて(味方のDF)ラインも下がっちゃうと、なかなか(攻撃につなげるのは)難しいのかな、と」

 8月8日、スウェーデンのイエーテボリで、マンUはバルセロナ(以下、バルサ)とプレシーズンマッチを行なった。前回のバレレンガ(ノルウェー)戦のあと、香川が「誰もが憧れる戦いだと思うし、世界トップレベルの選手や雰囲気を楽しみにしている」と話していた試合だった。

 結果は0-0である(PK戦でバルサが勝利)。どちらもチャンスを生かし切れず、ノーゴールに終わっている。しかし、その内容はというと、前半からバルサがほぼ一方的に攻め続けた。メッシとイニエスタを中心に、パスをつなぎ、ドリブルで仕掛け、次々にマンUゴールに迫った。