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全国高校サッカー選手権大会応援マネージャー・池端杏慈「父とリフティングチャレンジの練習を一緒にやりました」 (2ページ目)

  • 土屋雅史●取材・文 text by Tsuchiya Masashi

【組み合わせ抽選会の雰囲気を体感】

――組み合わせ抽選会の雰囲気はいかがでしたか?

 緊張感がすごすぎて、ギリギリまで進行の台本を確認していました。「変なことは言わないようにしよう」とか「ちゃんとした日本語で話せるかな」とか心配でした。ですが、初めて選手や監督さんのお顔を見ることができてうれしかったですし、選手たちのインタビューの受け答えを見ていると、私と同い年なのに、みなさんしっかり受け答えをされて、そういうことがリアルに感じられたのでよかったです。

 あとは対戦カードが決まっていくなかで、監督さんたちのゾーンから「おお!」とか「うーん!」とか声が漏れるのが予想外でした。もっと緊張感のある静かな雰囲気なのかと思っていたので、「ああ、こういう感じなんだ」と思いましたし、そういう生の反応が聞けたことが一番印象に残っています。

 選手の方たちが壇上に来た時に、校名のパネルを持った表情を見ていると、自分の緊張も増していきました。でも、途中で「これって選手のほうが緊張しているよね」と思ったら、後半はだんだん落ち着いていきました(笑)。

――選手宣誓のくじを引くという大役はいかがでしたか?

 責任重大な役割でもあるので、緊張しました。くじが当たった岩手県の専大北上高校のキャプテンの方が「うれしくなかったです」とおっしゃっていたので(笑)、それは横で聞いていて面白かったです。

――専大北上の吉池晃大キャプテンに「人生の財産になると思うので頑張ってください」とおっしゃっていたのが印象的でした。

 もし自分が選手宣誓をすることになったら、もちろん緊張すると思うんですけど、全国大会の大きな舞台で選手宣誓をするということは、自分にとっても大きな思い出になるだろうなと。すごくいい財産になるんだろうなと感じたので、その時に思ったことと合わせて言いました。

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