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【Jリーグ】柏レイソルの小泉佳穂から目が離せない 水沼貴史&平畠啓史が語る魅力 (3ページ目)

  • text by Sportiva

【話も魅力あり】

平畠 お話ししていても、自分の考え、意見をちゃんと言える人ですね。場に流されて「こんなん言っとけばいいでしょう」みたいなことではない。「自分はこう思ってます」「こう考えてます」「それはわからないです」とか。はっきり言える人。

水沼 まあ、この終盤にきて「優勝できるチャンスがある」とか、ルヴァンカップの準決勝2戦目で大逆転したところとかでも、すごい発言してますよね。「死ぬ気で戦ってるのかどうか」とか。

平畠 ちゃんと言いますもんね。見た目はどちらかというと可愛らしい感じなのに、中で一本筋が通ってるというか。

 あとはですね。レイソルのサッカーで「いや、守備も楽しいですよ」って言っていたんです。なんで楽しいかと言ったら「後ろ向きじゃないからです」って。「前向きに走って守備にいけてるので、守備もすごく楽しいです」と。

 やっぱりこの人はうまいだけじゃなくて、サッカーを楽しむことも知っている人だなと伝わってきますね。しゃべっているとなんか吸い込まれるっていうか、ずっとこの人としゃべっていたいなって思うんです。 

水沼 サッカーのことを深く話したいなあ、みたいなね。

平畠 見ていて本当に楽しい選手。これからも要注目ですね。

著者プロフィール

  • 水沼貴史

    水沼貴史 (みずぬま・たかし)

    1960年5月28日生まれ。埼玉県出身。浦和南高校、法政大学で全国優勝を経験。JSL日産自動車でも数々のタイトルを獲得し、チームの黄金時代を築いた。日本代表では国際Aマッチ32試合出場7ゴール。Jリーグスタート時は横浜マリノスで3シーズンプレー。引退後は、横浜F・マリノスのコーチや監督を務めた。現在は解説者として活躍中。

  • 平畠啓史

    平畠啓史 (ひらはた・けいじ)

    1968年8月14日生まれ。大阪府出身。芸能界随一のサッカー通として知られ、サッカー愛溢れる語り口が人気で、多くのサッカー関連番組の出演中。平畠啓史Jリーグ56クラブ巡礼2020 日本全国56人に会ってきた」(ヨシモトブックス)など、サッカー関連の著書も多い。

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