【クラブワールドカップ】3戦全敗に終わった浦和レッズと世界との差を議論するのは意味がない (3ページ目)
Jリーグでは当たり前に見られる、安易なバックパスを狙われる。少々距離はあっても、ボール保持者への寄せが甘ければシュートを打たれる。
そんなことの積み重ねが、手にしていても不思議はなかった勝ち点を落としてしまう結果につながったと言わざるを得ない。
Jクラブと世界との間には、埋めがたい差が歴然として存在する。それはどうすることもできない、大前提の話である。
そのうえで、浦和は今持てる力を最大限に発揮する戦いができたのか。本来的な実力とは別の、ちょっとしたスキを突かれて敗れはしなかったのか。
そうしたところにこそが、注目すべきポイントがあるはずだ。
せっかくクラブワールドカップが長く続いているのに、日本のクラブは出られなくなってしまった――。そんな事態を避けるためにも、Jリーグの"環境改善"が求められている。
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