インターハイで見逃せないDF&ボランチ8人「会場を沸かせるロングスロー」や「世代屈指のボールハンター」ほかを紹介 (7ページ目)

  • 森田将義、吉田太郎●文 text by Morita Masayoshi,Yoshida Taro

市立船橋のMF峯野倖 photo by Yoshida Taro市立船橋のMF峯野倖 photo by Yoshida Taroこの記事に関連する写真を見る峯野倖 
(みねの・こう/市立船橋/MF/3年/166cm、62kg)

 世代を代表するボールハンターだ。名門校のボランチは1年時にU-16日本代表に選出され、2年時のインターハイでは優秀選手に選出。豊富な運動量と危機察知能力の高さによってピッチのいたるところに現れて相手ボールを刈り取り、セカンドボールを回収する。

 今年はドリブルで相手の逆を突く回数が増加。プレミアリーグEAST前期最終戦の尚志戦ではミドル弾を決め、練習の成果を発揮した。1年生夏から2年生春にかけての約9カ月間は脳震盪によって活躍する機会を奪われ、昨年度の選手権も国立で戦う仲間の姿をスタンドから観戦。今回のインターハイでは「攻撃でも、守備でも、違いを見せられるように頑張っていきます」と語る。これまでの悔しさを晴らし、市船を10度目のインターハイ優勝へ導く。

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