インターハイで見逃せないDF&ボランチ8人「会場を沸かせるロングスロー」や「世代屈指のボールハンター」ほかを紹介 (5ページ目)

  • 森田将義、吉田太郎●文 text by Morita Masayoshi,Yoshida Taro

興國のDF久松大燿 photo by Morita Masayoshi興國のDF久松大燿 photo by Morita Masayoshiこの記事に関連する写真を見る久松大燿 
(ひさまつ・たいよう/興國/DF/3年/179cm、64kg)

 父は智弁和歌山高で甲子園に出場した経験を持つ元・高校球児で、母はハンドボールの経験者。3歳下の妹も奈良県で中学生の陸上記録を持つスポーツ一家で生まれ育った。久松自身もアスリート能力が高く、50mを6秒2で走るスピードを生かした縦突破を武器に1年目から出場機会を掴んできた。

 本職は右サイドのアタッカーだが、県予選ではケガ人の穴を埋めるべく、右サイドバックとしてプレー。積極的な攻撃参加を繰り返し、プレーの幅の広さを見せつけた。今年2月にはオーストリア2部のザンクト・ペルテンのセカンドチームに練習参加。高卒での海外進出を狙う彼にとって、初めての全国大会となるインターハイは格好のアピールの舞台だ。

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