インターハイで見逃せないDF&ボランチ8人「会場を沸かせるロングスロー」や「世代屈指のボールハンター」ほかを紹介 (4ページ目)

  • 森田将義、吉田太郎●文 text by Morita Masayoshi,Yoshida Taro

静岡学園のDF野田裕人 photo by Yoshida Taro静岡学園のDF野田裕人 photo by Yoshida Taroこの記事に関連する写真を見る野田裕人 
(のだ・ひろと/静岡学園/DF/3年/172cm、63kg)

 ルーキーながらJ1で得点を重ねている、ブレイク中のDF濃野公人(鹿島)のような右サイドバック(SB)になる可能性を秘めている。昨年度の選手権初戦で1ゴール2アシストの活躍。SBの経験はまだ浅いものの、チームの連動した動きのなかでシュートを打てる位置へポジションを取り、打つ決断をすることができる。

 ファーストタッチ、クロス、スルーパスの質が高く、抜群のスピードも兼備。「やっぱり一番は、攻撃で差をつけたいなっていうのは考えています」と本人は語る。

 今年度は名門校の主将を務めるが、選手権後から長期離脱し、今大会の県予選後の6月にようやく復帰した。DFとして守備でも貢献し、全国大会へ連れてきてくれたチームメートへの感謝を結果で示す。

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