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今年も首位に立った川崎フロンターレの攻撃をチェック。どうやって相手の隙を突き続けたか

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
小林悠が受けに来たあと、遠野大弥はどう動いたか?

 J1第5節、川崎フロンターレがアウェーのサンフレッチェ広島戦に2-0で勝利。ACL組は試合消化数が2試合多いという事情はあるものの、川崎は勝ち点16の首位で代表ウィークを迎えた。

 前半は広島の守備に得点ができなかった川崎だが、後半28分にCKからオウンゴールで先制に成功する。そして終了間際43分に山根視来がダメ押しゴールを決めて2-0とした。

 今回は、そのダメ押しとなった川崎の2点目のシーンをピックアップ。

 後半43分、広島のゴールキックを拾った川崎が大島僚太、遠野大弥とつないで、右サイドの山根へ展開する。広島は、そこに左サイドバック(SB)の東俊希がチェックに飛び出してきた。

小林が斜めに下りてきたあと、遠野はどんな動きをしただろうか小林が斜めに下りてきたあと、遠野はどんな動きをしただろうかこの記事に関連する写真を見る この時、前線の小林悠が斜めに下りてきて山根からのパスコースを作りながら、広島センターバック(CB)の佐々木翔を釣り出している。

 次の瞬間、小林の動きを見た遠野はどんな動きを見せたのか、というのがQuestionである。

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◆【図】2022 J1全18チーム序盤戦フォーメーション

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