J1昇格目前のジュビロ磐田。遠藤保仁の職人芸「無駄パス→スルーパス」が出た!
Question
遠藤保仁は、次の場面でどんなプレーで相手を崩したか?
J2の首位攻防、第38節のジュビロ磐田対京都サンガF.C.が行なわれた。
シーズン終盤の天王山という、最高潮に盛り上がる6ポイントマッチは、1-0で磐田に軍配があがった。これにより首位の磐田が京都との勝ち点差を5ポイントに広げ、残り4節で大きなアドバンテージを手にした。
磐田はルキアン、京都はピーター・ウタカと、互いにエースを中心に持ち味を出しながら序盤からチャンスを作り、アグレッシブなゲーム展開となった。そんななかで存在感を放ったのが、磐田のベテラン・遠藤保仁だ。
昨季途中から加入した遠藤は、卓越したゲームメイクで低迷した名門を立て直すきっかけとなり、今季もボランチから落ち着きとリズムをもたらし、チームを見事にコントロール。現在首位を走る好調なチームの立役者となっている。
今回はそんな遠藤が起点となった決勝点を取り上げる。
相手守備陣の前でボールを持った遠藤。このあとどう崩しただろうかこの記事に関連する写真を見る 後半32分、クリアボールを拾った鈴木雄斗から遠藤が前向きでボールを受けると、京都は福岡慎平が寄せに行った。遠藤はこのあと、どのようにして局面を動かしただろうか、というのがQuestionだ。
1 / 2