2021.09.11

J1昇格へひた走るジュビロ磐田のゴールが見事。相手をハメた「縦の揺さぶり」とは?

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
大井健太郎がボールを持った時、前の小川大貴はどう動いたか?

 J2第28節、ジュビロ磐田がアウェーで松本山雅FCに4-0で勝利し、2試合ぶりに首位へ返り咲いた。京都サンガF.C.と勝ち点1差で激しい首位争いを演じる磐田は、リーグで引き分けを挟んで3連勝と好調を維持。また、8試合ぶりのクリーンシートで、守備の面でも快勝という試合だった。

 前半13分に山本康裕のミドルシュートで先制すると、後半13分には大津祐樹がドリブルからミドルシュートを突き刺して2-0。後半29分にはエースのルキアンが3点目を決めて試合を決定づけた。

 そして今回は、ダメ押しとなった後半アディショナルタイム6分の、4点目のシーンからQuestion
 
大井がボールを持った時に、前の小川大貴はどう動いただろうか大井がボールを持った時に、前の小川大貴はどう動いただろうか この記事に関連する写真を見る  押し込みながら右サイドで詰まった磐田は、最終ラインまでボールを戻した。山本義道、三浦龍輝とつないで、ボールは左サイドに開いた大井健太郎の元へ。

 松本の山口一真がプレッシングに来るなか、大井が顔を上げると前方で小川大貴が動き出した。次の瞬間、小川はどうしただろうか?