スペインの名将の気になる「習性」。清水の5バック採用は不吉な兆し? (3ページ目)
「先制点を奪われたのは苦しかったが、その後は追いつくことができた。思ったとおりのプレーができたと思う。ただ、最後の20分間でボールを持てず、ラインが下がってしまい、奪っても息をつけなかった」(ロティーナ監督)
横浜FM戦で、ロティーナは中盤の人選に苦しみながら、5バックで守備を固めている。窮余の策と言えるだろう。そして攻撃はエウシーニョを高い位置で起用し、チアゴ・サンタナの得点を生んだが、それが精いっぱいだった。
「今は試合を重ねて修正しているところ。気持ちを切らさず、ロティーナのサッカーを突き詰めて結果を出せるようにしたい」と、清水の選手は語る。
まもなくリーグ戦は折り返しを迎える。次節は6月23日と日程は空くが、ルヴァン、天皇杯と続く。ロティーナ清水は、プレーモデルの確立が急務だ。
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