鹿島を率いて9年。トニーニョ・セレーゾが語る日本サッカーの成長

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

「私の人生は常にボールの傍らにある。できればまた新たにチームを率いたい」

 最後にひとつだけ笑い話を披露して、トニーニョ・セレーゾの物語の幕を閉じよう。彼はセレッソ大阪の「Cerezo」は、自分へのオマージュなのだとかなり長い間、思い込んでいたという。

「だからそれがスペイン語の桜に由来すると聞いた時には、実はほんの少しだけがっかりしたんだ(笑)」

トニーニョ・セレーゾ
本名アントニオ・カルロス・セレーゾ。1955年4月21日生まれ。1972年、アトレティコ・ミネイロでプロデビュー。その後、ローマ、サンプドリア、サンパウロなどでプレー。ブラジル代表として1978年、1982年のW杯に出場。ジーコ、ファルカン、ソクラテスとともに「黄金の中盤を」を形成した。1996年に現役を引退すると指導者の道へ。2000~05年と2013~15年に鹿島アントラーズの監督を務めた。

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