2020.12.22

Jリーグ年間ベストイレブンを独自選定。川崎F勢は何人入る?

  • photo by Sano Miki

スポルティーバ厳選! Jリーグ年間ベストイレブン

スポルティーバ編集部が発表している、独自選考のJリーグMVP。ここでは今季Jリーグの年間ベストイレブンを独自選定。今季取材をしてきた5人の識者に、それぞれ印象的な11人を選んでもらった。

◆ ◆ ◆

識者5人全員がベストイレブンに入れた、三笘薫識者5人全員がベストイレブンに入れた、三笘薫 三笘は敢えてベストイレブンに抜擢したい

杉山茂樹(スポーツライター)

前線に印象的な活躍を残した4人を選んだ前線に印象的な活躍を残した4人を選んだ  GK。セレッソ大阪のキム・ジンヒョン、名古屋グランパスのランゲラックも捨てがたい活躍を見せたが、優勝チームのGKに敬意を表して川崎フロンターレのチョン・ソンリョンに。

 サイドバック(SB)は西大伍(右/ヴィッセル神戸)と小川諒也(左/FC東京)。左右とも優勝チーム川崎の山根視来、登里亨平との争いになったが、右は西の高い技術に対して、左は小川の総合力に、一票を投じたい。

 センターバック(CB)はマテイ・ヨニッチ(C大阪)は順当として、もうひとりは川崎の谷口彰悟、ジェジエウを加えるべきか悩んだが、ここは鹿島アントラーズの犬飼智也を推すことにしたい。代表歴はないが、年々安定感、活躍度、存在感を増している。3シーズン前、清水エスパルスから鹿島に移籍して以来、どんどんよくなった印象だ。

 守備的MFは守田英正(川崎)と三竿健斗(鹿島)。守田は繋ぎ役として活躍。間の取り方に上品さが目立った。一方、三竿が光ったのはボール奪取。年々スケール感を増している。

 前線は4人。真ん中は得点王のオルンガ(柏レイソル)と、同2位のエヴェラウド(鹿島)。左ウイングにはマテウス(名古屋)を選びたい。

 右ウイングは、とくにシーズン後半、技巧的なプレーで存在感を見せつけたマルティネス(浦和レッズ)を推したいが、となると外国人が6人になってしまうので、ここは日本人でいきたい。

 右というポジションにこだわると坂元達裕を挙げたくなる。C大阪の右ウイング(サイドハーフ)として年間を通して活躍。左利きの特性を活かした独特のドリブルとステップワークで、見せ場をつくった。高いボール保持力、アシスト能力も発揮したが、得点が2と物足りないことから、他の候補を探してみることにした。

 左が主戦場だが、12ゴールをマークした古橋亨梧(神戸)、13ゴールの三笘薫(川崎)が浮上する。出場時間、出場試合数で大きく上回るのは古橋だが、減点材料はチームの順位が低い(14位)こと。世の中に与えたインパクトという点で三笘に劣る。

 三笘で印象に残るのは、11月18日の横浜FM戦の終了間際に見せた「100m2人抜きドリブル&アシスト」。川崎でレギュラーとして活躍したわけではないが、敢えてベストイレブンに抜擢したい。