しびれる状況続く。大宮アルディージャはJ1昇格争いに生き残れるか (3ページ目)
ただし、2位から5位までが勝ち点57で並ぶ大混戦は、さらに同55で6位の京都サンガ、同53で7位のファジアーノ岡山も続いている。大宮が自動昇格を狙える位置にいるのは確かだが、一歩間違えれば、プレーオフ進出さえも逃す危険と背中合わせの状況でもある。
全42節という長丁場のJ2も、残すところ9節のみ。2年連続でJ1昇格を逃す事態だけは避けたい昇格候補にとって、ここから先はひとつの例外もなく、しびれる試合になるはずだ。
先制ゴールを決めた、MFイッペイ・シノヅカが語る。
「(残り試合が少なく)もう負けられない。これが、いい流れを作る第一歩。ここから勝っていけるようにしたい」
J1昇格の有力候補が、ひとまず危機的状況を脱し、昇格争いに踏みとどまった。
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