セレッソが戦術的チームに激変。
スペインの名将の策で低迷を打破した (3ページ目)
「守備でも、ずれながら守って、そこでサイドチェンジされたとしても、走れる選手ばかりなので、どうにかなる」
セレッソは、見違えるほど戦術的なチームになった。たとえば、走力の高いMF奥埜(おくの)博亮はこの日、2トップの一角に抜擢され、13km近くを走っている。頭を使い、走れる選手で構成することによって、実に手堅いチームになった。
セレッソは9位まで順位を上げた。好調のルヴァン杯もプレーオフに進出。勝利の連鎖が生まれつつある。スペインの名将ロティーナが、いよいよ腕をふるう。
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