2019.02.22

山口蛍がヴィッセル神戸への移籍を
決断した真相「自分を解放したい」

  • 高村美砂●取材・構成 text by Takamura Misa
  • 説田浩之●撮影 photo by Setsuda Hiroyuki

2019年Jリーグ開幕特集
「ヴィッセル神戸が面白い」(1)
MF山口蛍インタビュー

2019年シーズンのJリーグにおいて、とりわけ大きな注目を集めているのが、ヴィッセル神戸だ。今回、その主力選手たちが”今季のヴィッセル神戸”を熱弁。自身のプレーや今シーズンの戦いで成し遂げたいこと、さらにはチームの目標などに思いを馳せた。第1回目は、セレッソ大阪から移籍加入した山口蛍が語る――。

新天地での決意を語った山口蛍気持ちを解放させて
1からのスタートを

 自分にとっては2度目の移籍ですが、1度目の海外とは違って、国内移籍は言葉も通じるし、生活環境にも大きな変化はないので、そこまで適応に苦しむことはなかったです。ただ、そうは言ってもプレシーズンの過ごし方や練習内容は全然違うし、お互いの特徴を知り、それをチームとして機能させていく難しさは感じています。

 ましてや僕の場合、セレッソ大阪での時間が長かった分、周りの僕に対するプレーのイメージも、なんとなく固定されたものがある気もしますしね。それも自分であることに間違いないですが、あくまでチームスタイルがあってのプレーだったと考えれば、自分なりに制限をかけていたところもあったので。それを取り払って、自分らしさとか、理想とするプレーのイメージを示していくことも大事だと思っています。

 今回のタイミングで移籍を決断したのは、簡単に言うと一サッカー選手として成長を求めるためでした。セレッソではある意味、確約されているポジションがありましたが、新しい場所でイチからの競争に身を置き、ポジションを勝ち取っていくことで見えてくるものもあるのかな、と。