2019.02.12

玉田圭司が語る移籍の経緯。監督の誘いに
「最初はピンとこなかった」

  • 井川洋一●取材・文・撮影 text & photo by Igawa Yoichi

玉田圭司インタビュー 後編

(前編はこちら)
 
 2019年シーズンでJ1昇格を目指すV・ファーレン長崎にとって、新加入したプロ21年のキャリアを誇る玉田圭司は頼もしい存在だろう。

 チームの最年長選手ではあるが、2018年シーズンも名古屋グランパスで24試合に出場し3得点を挙げるなど、動きの質、キレ共に衰えを感じさせない。1月の長崎の沖縄キャンプでも軽快なプレーを見せていた玉田が思い描く、新天地での戦いとは。

V・ファーレン長崎で新シーズンを迎える玉田──このオフに移籍したV・ファーレン長崎で1次キャンプを終え、2次キャンプに入ったところ(インタビューは1月29日に実施)ですが、新しいチームの印象はいかがですか?

「すごくフレッシュな感覚でチームに入れました。2、3週間経って徐々に慣れてきて、チームメイトの特徴や性格もわかってきたところですね。まだこれからだとは思いますが、今のところ、すごく楽しくやれています」

──若手もベテランも多いチームですね。

「まあ、その中でも僕が一番年上ですけど(笑)。知っている選手も何人かいたので、彼らと話しながら、ほかの選手にも輪を広げています。磯村(亮太)とは名古屋(グランパス)でプレーしていたし、角田(誠)も初期の頃に少しかぶっていた。(徳永)悠平とも代表で一緒になったことがありましたね」

──玉田選手にとって、九州のチームは初になりますが、九州の印象は?

「食事がおいしいのはイメージ通りでした。そのほかについては、まだちょっとしか住んでいないので、これからですね」

──名古屋を退団して、長崎に加入した経緯を聞かせてもらえますか?

「退団が決まったあと、(長崎のフィットネスコーチの)早川(直樹)さんが連絡をくれたんです。早川さんとは代表で一緒にやっていて、『テグ(手倉森誠監督)が欲しがっているよ』ってどこよりも早く電話をくれたんです」

──契約まではすんなり?

「というわけでもなくて。最初は全然ピンとこなかった」

──今季はJ2を戦うからですか?

「それもありましたけど、テグさんとは話したことがなかったですから。でも電話をもらったり、直接会って話したりするうちに、距離がぐっと縮まったんです。そして『この人のもとでやろう』と思うようになりました」