浦和が「マンチェスター・シティ型」を採用。その攻撃は変わるのか (5ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 山添敏央●撮影 photo by Yamazoe Toshio

「中でのプレーも増えそうだし、前向きでボールをもらって周りと関わりながらアクションを起こせるので、自分のよさを出せると思っています」

今季も力のある選手が加わり、選手層の厚みは一段と増した浦和レッズ今季も力のある選手が加わり、選手層の厚みは一段と増した浦和レッズ 熾烈なポジション争いは、左サイドバックだけではない。センターフォワードには興梠、ズラタン、李忠成。ウイングにはマルティノス、武藤、武富、李。インサイドハーフには柏木、長澤、山田直輝、武富。アンカーには青木拓矢、遠藤、阿部。右サイドバックに遠藤、阿部、岩波、森脇良太、平川忠亮。センターバックには槙野、マウリシオ、阿部、岩波と、各ポジションの選手層も充実している。

 隙のない守備と、コンビネーションによる魅惑の崩し――。その両輪がそろって浦和は真の強豪になる。この困難なミッションを成し遂げたとき、12年ぶりとなるリーグタイトルをつかみ取れるはずだ。

◆ピクシーのイライラが消えた。ベンゲルがタクトを振り、選手が応える>

◆19歳レフティー杉岡大暉。「世界基準の左SB」はベルマーレにいた>

■Jリーグ 記事一覧>>

5 / 5

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る