伏兵を一蹴し決勝へ。同じ優勝候補でも青森山田は東福岡と何が違ったか (5ページ目)

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • 松岡健三郎●撮影 photo by Matsuoka Kenzaburo

 これで青森山田は、MF柴崎岳(鹿島アントラーズ)を擁して準優勝した第88回大会以来、7年ぶり2度目の決勝進出である。

 黒田監督が「監督を22年間やってきて、一番ほしいタイトル。チャンピオンシップ(高円宮杯)はあまり大きな重圧を感じずにやれたが、それとは思いが違う」と語る、選手権優勝に王手をかけた。

 そんな思いは選手も同じだ。橋本は「チャンピオンシップの日本一と、選手権の日本一は違う。選手権が一番獲りたいタイトル」だと力強く語る。

 青森山田、願い続けたタイトル獲得まであと1勝である。

試合結果など詳細はこちら>『ストライカーDX』では
「第95回全国高校サッカー選手権大会」期間中、
全試合のレポートを掲載!

5 / 5

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る