2012年に降格した神戸の状況に類似。
ジュビロ磐田のJ1残留なるか (4ページ目)
勝ち星から遠ざかる状況は精神的に厳しいだろうが、これまでの試合結果を引きずってしまえば、神戸の二の舞になりかねない。現役時代、数々の修羅場をくぐってきた名波監督は、すでに腹をくくったように、落ち着いた様子で語る。
「最終戦は引き分けでもいいが、引き分けを狙って引き分けられるような、そんな高度なものは持ち合わせていない。勝ち点3を取りにいきながら、ゲームをコントロールしたい。今までどおり、しぶとく、粘り強くやっていきたい」
運命の最終節は、アウェーでのベガルタ仙台戦。かつての絶対王者は、J1復帰のシーズンを笑って終われるだろうか。
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