ガンバ遠藤&宇佐美が逆襲宣言「今年も全部のタイトルを獲る!」 (5ページ目)
では、遠藤は今後、リーグ戦のヤマをどこととらえているのか。
「10月の浦和戦(セカンドステージ第14節)でしょ。そこまで勝ち続けて浦和と当たれば、相手にプレッシャーを与えることができる。ホームで戦えるし、そこまで負けないでいくことが、自分らが(リーグ戦で)優勝するための条件になる」
だが、これからのガンバにはハードスケジュールが待ち受けている。ACL、ナビスコカップ、天皇杯と、リーグ戦とともに立て続けにこなしていかなければならない。もちろん、今季最大のターゲットであるACLを勝ち抜いて、最初にファイナルがあるナビスコカップ(決勝は10月31日)を制すれば、昨年同様、その勢いで芋づる式にタイトルを手に入れる可能性もある。
遠藤とともに、攻守の要を担う今野が言う。
「これからは、本当に強いチームが勝っていくと思うし、本当のチーム力が試される。そういう意味では、自分たちは昨季、すべてを勝った経験がある。さらに、ガンバにはたくさんの代表選手がいて、経験豊富なヤットさん(遠藤)もいる。厳しい戦いになればなるほど、その経験が生きてくる。選手の質では(Jリーグで)一番だと思うし、モチベーションも高い。みんなが力を発揮すれば、四冠獲れると思う」
難敵・鹿島を打ち破り、主役が立ち直って、脇を固める選手たちの力も上がってきた。昨季に続いて、ガンバ大阪の"大逆転のドラマ"が、これから始まる。
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