レイソル工藤壮人がブラジル代表加入の広州恒大に宣戦布告
「広州(恒大)戦は、"サッカーをするしかない"と思います。自信を持ち、できるだけボールを支配することですね。柏はそれをスタイルにしてやってきましたから」
柏レイソルのエースである工藤壮人は高らかに"宣戦布告"をした。
広州恒大戦に意欲を燃やす工藤壮人(柏レイソル)「守りに入ったら、数十分間は成功するかもしれません。でも、そこでぽろっと失点したら、取り返すために攻撃的にいくのは凄まじいエネルギーが必要なんです。やっぱり、ボールを動かすというアクションの部分をどこまで追求できるか。もちろん、ボールを持っていてもカウンターには警戒が必要です。勝つために割り切った戦い、臨機応変さも必要になるかもしれません。ACLは何度も戦ってきて、予期せぬ事態も起きているんで。その意味でも、"サッカーをするしかない"んです」
8月25日、柏は広州恒大とAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝1レグを本拠地、日立台で戦う。楽な組み合わせではないだろう。塗炭の苦しみをなめることになるかもしれない。
広州は2013年にACLで優勝。中国超級リーグでは史上初の4連覇を成し遂げている。潤沢な資金で次々に各国の有力選手を獲得し、力を蓄えてきた。有力な外国人選手の加入によって、フィジカルパワーにのみ依存していた(危険なプレーに走りがちな)中国人選手も、MF鄭智、FWこく林らが着実に力を付けつつある。
1 / 4